2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読了本

・長谷部恭男『憲法と平和を問い直す』(ちくま新書) ・斉藤環『「負けた」教の信者たち』(中公新書ラクレ) ・「サルでもわかるリベラリズム」という感じの本が欲しいのだが、リベラリズムの大家・井上達夫の書籍は素人には値段と敷居が高過ぎるし、宮台…

古代帝國軍の思い出・3

・菊地成孔の本の話からカルト集団の話になってしまったが、実は以前から、カルト的な「陰謀論(陰謀史観)」が成立する前提条件とは何か?、みたいなことをずっと考えていたのですよ。だけどその一方で最近は、この問いの立て方はどうも間違っていたのでは…

古代帝国軍の思い出・2

・昨日「古代帝国軍」について書いていて念のためという感じでググッてみたら、一件もヒットしないですよ。うーむ。菊地成孔と同床異夢ならぬ異床同夢か、いやこれ所謂シンクロシティっすか?! ミイラ取りがミイラにって感じのカルトチックな妄想に囚われし…

菊地成孔『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』(白夜書房)

・読了しました。 ・格闘ヲタっぷり全開の「ひとりマニュ穴」(http://www.manuera.com/manuana/)のテクストと、観戦(&マスコミ報道のチェキ)と無縁の五年を挟んで後、再び格闘技の世界に舞い戻り書き下ろしたテキストを組み合わせた、菊地成孔の格闘技…

なんじゃそりゃー!?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000030-sanspo-ent ・「ギタリストとしての才能は高く」って、まあそりゃそうですな(笑)。別にミュージシャンとしての杏里に関心はないし、リー・リトナーのCDだって一枚も持っていないが、一応「ジャズ」村…

三島由紀夫『青の時代』(新潮文庫)

・文庫もハードカバーも含め、三島の本がずらーっと横浜ルミネの有隣堂に並んでいたが、いったい何が起きたのか?ブームなのか?それとも右傾化の兆候なのか?(←まさかね)。 ・と言うわけで、前から読みたかった『青の時代』を購入。で、読了。んー。イマ…

なんだか

・なんで読売はこんなに頑張っているのか。http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050508i103.htm http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050508i203.htm 「事故後のゴルフや懇親会などに参加した延べ185人の社員のうち、中止を進言したのは4件の行事の…

「ルースターズ・ア・ゴーゴー」

・久しぶりに復活するです。 ・僕が一番好きなビートルズのアルバムは「ウィズ・ザ・ビートルズ」である。特に目立った曲もないし、ファースト同様カヴァー曲が半分を占めていて、なんというか、ファーストの勢いだけで製作された感じが濃厚な作品だ。特に世…

確かに

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050505k0000m040148000c.html ・ありえない話ではあるのだが、ここまで(相対的な)「細部」に世論をヒートさせようというのが、よほどありえない話だと思う。 ・事故車両に乗り合わせたJR西日本の社員…

おお。

・デモ・テープいらないのがさすが、というかやはり、というか(笑)。http://www.guitarwolf.net/boshu2.html

坊主憎けりゃ

袈裟まで憎いって感じか。何を批判したいのか、焦点のさっぱりわからん過熱報道気味な感じはやっぱり異常だ。テレビぶっ壊れていて精神衛生にはちょうど良いよ、マジで。http://www.zakzak.co.jp/top/2005_05/t2005050223.html

『南米のエリザベス・テーラー』

・菊地はどうしようもなく「安っぽい」って話、「ミュージックマガジン」のレヴューにも書いてあったのね。どうして誰も指摘しないのかって、指摘した人がいたのかぁ・・・。

『現代』(六月号)

・『諸君!』か『中央公論』か『文藝春秋』か『現代』のうち、どれか一冊を毎月買っている自分に気がついたGWの中日。人間はこうやって保守化の道を歩いていくのねと、我が身を振り返る三十一歳独身。このGW、酒ばっか飲んでるです。ううう。 ・「反日「…

菊地成孔『南米のエリザベス・テーラー』

・エレガンだのグルマンだのドレスアップだのとか、そういう印象を強く醸し出しながら、結局のところ菊地成孔の本質は「安っぽさ」にある。どうして誰もそれを指摘しないのか。そもそものところだね。本人のルックスとか服の趣味とかMCの話し方とか、「安…