JAZZ
・これは素晴らしい。与世山澄子のヴォーカルに南博のピアノ。安カ川大樹のベースに菊地成孔のサックス。日本人のヴォーカルで、こういうドラムレスの編成ってちょっとなあ、という場合が多いけど、これは別格。 ・ZAKとパードン木村というジャズの門外漢が…
・菊地成孔+大谷能生『東京大学大学のアルバート・アイラー』(メディア総合研究所) ・大江慎也+小松崎健郎『wards for a book』(シンコーミュージック)・『東京大学のアルバート・アイラー』は、バークリー・メソッドの興隆と衰退を軸にジャズ史をレクチ…
・エレガンだのグルマンだのドレスアップだのとか、そういう印象を強く醸し出しながら、結局のところ菊地成孔の本質は「安っぽさ」にある。どうして誰もそれを指摘しないのか。そもそものところだね。本人のルックスとか服の趣味とかMCの話し方とか、「安…
・『デギュシタシオン・ア・ジャズ』のレコ発ライブ。短い曲を何十曲も並べ、編集作業を厭わないという方法論のもと、『デギュシタシオン〜』というアルバムは製作された。菊地本人がどこかで言っていたように、これは、「演奏を編集でいじることなく、その…
・世界が誇る創価学会信者ジャズ・ミュージシャン(あともう一人はハービー・ハンコック)ウェイン・ショーターの六十四年のリーダー作。軽さと重みが同居したエルヴィン・ジョーンズのドラムと、曲の素晴らしさ(いや、BN期のウェイン・ショーターのリー…
・ゲイのカップルの皆さんとすれ違いながら、新宿二丁目方向へ向かい、ビルの地下を降りると聞こえてくるのはベードラ四つ打ちのディスコ・ビート。その音が漏れてくる物々しいドアを横目でやり過ごしてもう一つのドアを開けると、今度は4ビートのシンバル…