ライブ行くです。

■さっき起きた。ダメ過ぎ。


■DIP、菊地成孔ダブ・セクステットと、年間ベスト級が怒涛のように押し寄せてきている師走なわけですが、豊田道倫の新譜(二年振りかあ)が個人的には真打登場、って感じであったわけなのでした。


■文系男子的と言えばよいのだろうな。ベタベタとしたセンチメンタリズムと自己愛の表裏一体っぷりを体現しているようなんだけど、いや、確かにその志向性と決して無縁ではないのだけれど、大槻ケンヂとかみうらじゅんなんかとは異なり、他者にベタッと依存する「みっともなさ」とは一線を画していて、でもそれとは異なる「みっともなさ」をきちんと表現にまで昇華している。僕にとって豊田道倫とはそういう人なわけなんだよな。結婚して子供が生まれた、という話を踏まえながらアルバムを通して聴くと、ことさらに趣が深い。


カンパニー松尾監督のこのヴィデオも良いなあ。出だしのAVテイスト全開っぷりには思わず苦笑したけど、途中途中で挟み込まれる公園とか子供たちのカットの繊細さに思わず目を奪われる。それが制服来た女の子のエロさと絶妙な感じでブレンドされてることで構築される世界観に、嫉妬を覚えずにいられない。オイラはどちらかと言うと、オーケンとかみうらじゅん的世界の住人に過ぎないんだな、と我が身が省みられるてしまう、というか。


ヤマジカズヒデ先生も客演される、ということなので年末の渋谷のライブには足を運ぶつもりでおります。




しあわせのイメージ

しあわせのイメージ