懐かしの90年代(7)

■九十年代のオサレ。この間、ビルボードライブ東京に来日していたそうですよ!って、誰が行ったんだろう?世代的にはオイラとほぼ一緒なはず。可能性は次のような感じか?


①元オサレなカップル 
今は結婚して子供は二人。ダンナ一人で年収一千万ちょい。「今日はお母様に子守をお願いして、恋人だったあの頃に戻って、ライブを楽しんできます☆」と、奥様はロハスをテーマにしたブログに書き込んでからお出掛け。

②元ジャズ研
ライブハウスのジャムセッションに月イチで飛び込むのが、今でも何よりの楽しみ。「菊地ナル?あー、あの人ってティポまでで終わりでしょ?」

J-WAVEって、昔は良かったんだよ!
ってなことをいまだに力説。開局当初は、やっとオレの時代が来たって思ったんだけどね・・・。

④不倫カップ
男は結婚六年目。「いや結構このバンド、オレの青春でさ。」みたいなことを言って、八歳年下で同じ会社で経理やっている不倫相手の女の子と。とても真剣にステージを見つめる彼の横顔。同じ真剣であっても、会社での彼の表情とはちょっと違う。もちろん、ベッドの上での彼の表情とも。初めて見る感じの、心から音楽を楽しんでいる横顔だ。最近デートらしいデートしていなかったもんな・・・。MCのジョークに笑う彼の様子は、ちょっと微笑ましくはあるんだけど、でも瑤子は(って誰だよ)、胸に過ぎる不安を不意に感じてしまうのだった。「この人、私のことどうしたいんだろう・・・」


⑤いや他に思い浮かばない。


ビルボードでブランニュー・へヴィーズがライブやると聞いて、「客層は①と④がほとんどじゃね?」という妄想が急に心の中に広がり、一気に沸点に達したものですよ!ムキー!ルサンチマン!(ウルセエな。仕事続きで全然休みないんだよ)。しかし。小金持っているオイラの同世代が、ブランニュー・へヴィーズに今行くかなあ。そういうタイプは、もちっとセンス悪い音楽聴いていたと思うぞ。じゃあ②か③って感じ?読めない。マジで客層が読めない・・・。


■そういうバカ話は止めて、ですね。この曲はホント良い曲だよね。とても好き。アルバムバージョンとちょっと違うみたいで、初めて聞いたヴァージョンっす。この間、この曲が入ったアルバムを探したんだけど、どこにいっちゃったのか、ちっとも見つからないんだよね。