DIP@代官山UNIT

DIP@代官山UNITに行ってきたよ。

・約二年ぶりのワンマン。お客さんも一杯。地道にファン層が拡大している気がする。気のせいかな?

・冒頭は「faster faster」→「Noman break」という流れ。もの凄く久し振りで懐かしい気がしました。ナカダッチの「チャ、チャ、チャラ、チャ、チャ、チャラ」があったからかな。「クラブCUE」なんかでしょちゅうライブやっていた頃がふと思い起こされたのでした。

・ナカダッチ参戦の意義は、最初は正直言って分かりにくかったけど、「She broke my heart'edge」なんかで、おっ、そういうことかと思った。ガレージ/グランジっぽいハードな曲で、ギターの音の厚みが増し、荒くれさが普段よりぐっとこちらに伝わってきたのだ。ああ、「十三階段の荒野」とか「スラッジ」とかも演奏してくれないかなあ、と思っていたら二度目のアンコールで出てきて、ニンマリ。特に「スラッジ」は良かったなあ。

・ワンマンで長い時間があると、ミニマルなフレーズを延々と繰り返す時間もきちっと作られる。最近の対バンライブではこのへんが削られてしまっていたけど、「Bend your Head」の後半部分とか「underwater」とかで、怒涛のサイケデリックな展開が楽しめました。目を閉じて聴くと効果倍増。って、何の効果なんだか(笑)。

・「LUNG」とか「CHAINSAW」とか懐かしめのナンバーもあって、バンドの幅の広さがじっくりと堪能できたライブでした。曲順とかも練りこまれていて、何度も言うけど、このライブ・スケジュールのペース配分はなかなかよろしいと思うのです。