電車でGO

①この人のポジションがますます分からない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000096-jij-ent


②地下鉄に乗って


・地下鉄の駅構内って、昔、もっと暗かった気がする。いつからあんな明るくなったのだろう?と今さらながら書くのだが、それは最近地下鉄に乗ることが多いからで。


・いや、明るいのは構わない。だけどなんか、あれって明る過ぎないか?目がチカチカする位の明るさでありんすよ。何かに憑かれでもしたかのように空間から暗闇をなくそうというのは、要するに社会の無意識が住まう場所をなくそうということを意味しており、例えば歌舞伎町の浄化運動などに端的に見られる動きときっとパラレルで・・・というインチキ都市空間論はヤメヤメ。


③女子専用車両


・引き続き電車ネタ。東横線の車内放送によれば、女性専用車両、小さいお子様だけでなく体の不自由な方も乗ってご乗車できるんだそうな。分かるような分からないような区別だな。


・それに比べて見ていてなんか嫌だなあ。と思うのは、女性専用車両(と、その車両が止まるホーム近辺)に、ピンク色が氾濫していることですな。いやまあしょうがねえよな。「女性」をあらわす色をデザイン的に施そうとすれば、社会的なコードに従ってピンクになるというのは理の必然。だけどなあ・・・。何だろうこの違和感。とつらつら思っていたらひざを打ったのが、あれだ。女装趣味のある男性の「女装」を見たときに感じる違和感に近いんだな。「女性」をあらわす社会的コードに過剰に則りすぎた装いをしてしまって、「いや、そんなカッコした女性ってどこにも、いないと思うんスけど・・・」と思ってしまう。アレに近い。「ジェンダー規範の固定化に寄与するトランス・ジェンダー」と逆説的にまとめてみたが、まあ、あまり面白い話ではないか。「固定化」というより「陳腐化」させることで流動化させている、とも言えるのかな。よくわからん。