にわかブラザー化計画


2パックのベスト盤も買っちゃたし、今さらヒップホップがにわかマイブームなんですが・・・。いやーでも2パック、初めてちゃんと聴いたけどカッコ良過ぎ〜。ぶっといベースラインは「音響派」的なリスナーにも訴えるものがあるって感じで。これがマイアミ・ベースってやつですか?ジャコ・パストリアスのぶっといベースって、あれはマイアミの地域性に根ざしたものだったのでしょうか?


でもそれ以上に、ブルースからジャズを通じて、ソウルへと至る黒人音楽の歴史に自らを連ねようという、強い自負が彼のサウンドからは感じられた気がしたな・・・。まだ十分聴き込んだわけでもないから、思い付きの域を出ない感想だけどね。で、それが「リスペクト」っていう最近の流行語と同質な、軽率なものなんかではなくて、もっとシリアスで真摯なもの(それはキース・ジャレットがゴスペルライクなピアノ・プレイをするときにはっきりと聞こえてくる何かと同じものではないかと思う)であるような感じがしたんだけど、こういう批評的なことが言えるほどヒップホップ聴いてないんで、少し勉強しようかと思いますです。