とりあえずモーニン

・若い女の子とカラオケ行ってビックリするのが（って、そんなこと滅多にないんですけどね）、彼女達のリズム感の良さだったりする。いやもうパラダイムが違うと言うか、今ワタシは日本人の進化の大きな転換点に立ち会っているのだという感慨に耽ってしまうというか。御新香とか食わずにハンバーガーばっか食べているからかな、みたいな。

・二拍四拍の裏拍で手拍子が打てない、という日本人特有の悪癖はここにきて完全に払拭されたのでありましょう。このビデオなんか見ると、いや凄いよね。つい十何年前のことなんだろうけど、客のノリが明らかに間違っていて（ファッションも、ホイチョイプロの映画みたいだ）、クラウドが全員オッサンカラオケの手拍子状態。なかなかの圧巻でございまする。フジロック前史としてのマウントフジ。黎明期特有の荒れ野原。夢は枯れ野を駆け巡る（って違うか）。

・演奏に関して言えば、十年前にブルー・ノートでジミー・スミス観たときは手が全然動いていなくてヘロヘロで悲惨だったけど、この頃はさすがにまだまだカッコ良い。後ろでラッパ吹いているエリック・ミヤシロが、全然変わってないなあ。