松浦寿輝『そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所』(新潮社)


・祝・読売文学賞受賞(『半島』にて)!


・去年は三冊も小説集を出してたことになるのね。詩の注釈的言説によって一編の小説を編む、というのはナボコフがオリジナルだったと思うが、松浦のもなかなかよろしいです。


そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所

そこでゆっくりと死んでいきたい気持をそそる場所