観たDVD

・『県警対組織暴力



・『燃えよドラゴン』ばりにいきなり熱いファンク・ミュージックが流れる冒頭部分。『ジャズ批評』の編集長か誰だかが、この映画とバディ・リッチ・オーケストラをアナロジーで語っていたが、確かにバディ・リッチのドラムのように熱い映画だ。警察も暴力団も欲望の塊として、黒光りしている。っていうか菅原文太と梅宮辰夫が刑事で、松方弘樹暴力団という配役は、どっちがどっちやっても一緒じゃん、という感じだよね。



・梅宮辰夫の正義感溢れるエリート刑事っぽさ(実際は梅宮が一番ワル、ということになるわけだが)は、ドラマ『スクール・ウォーズ』の中華料理屋店主の演技を、そこはかとなく思い出させて、ちょっと懐かしい気分になれたり。『仁義なき戦い』のDVDもあるのだ。観なくちゃ。